日本トイレ協会メンテナンス研究会公式HP

報告レポート(第105回)

メンテナンス研究会の定例会の様子をレポートします。

2006年3月27日(月)16:00〜18:00
■「トイレ診断士を語る
   講師:山戸伸孝、中嶋悦子(株式会社アメニティ)
   会場:株式会社アメニティ 研修センタ−「環境館」
     (横浜市神奈川区)


今回はメンテ研の企業会員でもある潟Aメニティを訪問し、山戸Mgから厚
生労働省認定社内資格「トイレ診断士」について熱く語っていただきまし
た。

●はじめに:会社見学
 潟Aメニティは横浜駅と新横浜駅の中間に位置し、どちらの駅からも車
で約15分ほどです。一見、ビルに囲まれた都会を創造しがちですが、1本
横道に入るとまだまだ自然豊かな場所で驚きです。社屋も、ISO14001を
取得されている企業らしく、環境への配慮のために屋上緑化を行っており
ました。
 また、今回会場としてご提供していただいた場所は、昨年9月に完成し
た「研修センター環境館」。ここは、FC本部でもある潟Aメニティが、全国
の加盟店を集めて研修や会議を行っているそうです。中には大便器、小
便器が並んでいました。

●会社概要
 アメニティネットワークFC本部で、全国69、海外3の加盟店があります。
メインの商品は「尿石防止剤ピピダリア」「森林浴消臭剤メンブレン」「便座
除菌液シートクリーナー」等です。今までは、これらを商品として販売して
いたが、最近はトイレ診断士によるトイレ管理サービスに付属のような形
態で販売をおこなっています。

●トイレ診断について
 厚生労働省認定の社内検定資格「トイレ診断士」はトイレの診断を行う
資格で、トイレのお医者さんの様なものです。「トイレ診断士」には1級と2
級があります。2級はトイレに顕在する箇所の診断能力を有する者、1級
は顕在+潜在する診断能力を有する者が取得できます。診断の内容は、
トイレ内の汚れ診断、臭気診断、水漏れ診断、ばい菌診断、自動機器の
機能診断、排水管の尿石付着状況診断などなど、トイレ利用者が快適に
使用できるトイレかを診断します。当たり前のことが当たり前になっている
かを診断するのです。
 診断結果は報告書を作成して、出来る限り数値と絵と動画などで報告し
ます。この報告書にはトイレの現状をありのまま報告するのですが、予想
以上の報告内容に驚かれる依頼主が多くいます。時にはトイレ管理に自
信を持たれていた依頼主が、衝撃を受け過ぎて拒否反応を起こし、怒る方
もいるほどです。

●100点のトイレは無い!
 トイレ診断で様々な業種業態のトイレを回って気が付いたことは、最近で
はトイレの重要性を認識している設備管理者も多く、汚れや臭いのあるト
イレも少なくはなってきました。しかし、隅々まで診断すると全く問題の無
いトイレは無いことに実感しています。どこかしらに汚れや臭気の問題が
あり、また設備の不良やイタズラ書きなどもあることも多々あります。キレ
イに見えるトイレも、60点位と言えるでしょう。

●トイレ診断の必要性
 前述のように、トイレの快適性を求める声は年々高くなっています。その
ためトイレ設備管理者は、快適性の向上に力を注いでいる様です。しか
し、トイレの設備面に投資をすることはあっても、メンテナンス面に力を注い
でいることは、まだまだ少ないようです。そのため60点位のトイレが多数
存在するのです。
 しかし一番の問題は、現状60点のトイレだということを設備管理者が知
らないということなのです。トイレ管理者は自分の所のトイレは100点だと
思っているのです。
 そこで活躍するのが「トイレ診断士」です。「トイレ診断士」は現状トイレの
状況をきちんと診断して、管理者に分かり易く報告します。トイレ管理者で
も無く、常駐者でも無く、第3者的な立場でトイレを見る事が出来るので
す。また「トイレ診断士」の資格者は、本来トイレメンテナンスのプロでもあ
り、問題箇所の改善点の熟知しています。
 今、「トイレ診断士」の必要性が高まる裏には、トイレ管理者と利用者
の、両方のニーズに応えられるからではないでしょうか。
以上(議事録:内田康治)
  

株式会社アメニティ

 
 講師の山戸伸孝氏


専門家の話は具体的ですごい!


トイレ診断士はトイレのお医者様です。
資格試験を合格しなくてはなりません。
1級と2級ががあるとか・・・。


臭気鑑定(便器の悪臭調査)の様子


こんな汚れも発見&報告!



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